科学

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    1: どてらを着た名無し 2017/07/11(火) 12:25:36.55 ID:CAP_USER9
    街なかでカップルが仲良くイチャついたり、フレンチキスを交わしている光景に出くわしてしまうこともある。
    微笑ましく感じることもあれば、何かしゃくに障る(!?)こともあるだろうが、そのイチャつきあうカップルがもし男性同士だったら……。

    ■男性ゲイカップルのキスはウジ虫と同じ生理的嫌悪感!?

    いわゆるLGBTへの社会的・行政的な理解が進んできている昨今だが、最新の研究では、そんな風潮に待ったをかけるような報告がされている。
    異性愛者の男性は、同性愛者の男性同士のキスやイチャつきあいを、まさに汚いものを見るような目で見ていることが実験で確かめられたのだ。
    カナダ・聖フランシスコザビエル大学の研究チームがこの5月に社会心理学系学術誌「Psychology & Sexuality」で発表した研究は、LGBTの理解・受容の流れに逆行するものになるのかもしれない。

    実験では、18歳から45歳の異性愛者の男性120人に、スライドショー形式で画像を見てもらいながら、唾液のストレスレベルをチェックする作業が行われた。
    表示された画像には、ペーパークリップなどの身の回りのありふれた物に加えて、男性同士のカップルのキス、男性同士のカップルの握手、男女のカップルのキス、男女のカップルの握手といった画像と、ウジ虫や腐った魚、傷んだ食べ物などかなり気持ちが悪くなる画像もちりばめられていた。
    唾液中のαアミラーゼの値はストレスレベルを反映すると考えられており、どの画像を見るとストレスレベルが上がるのかが特定できることになる。

    一連の実験の結果、男性同士のカップルがキスをしている画像は、ウジ虫などの気色悪い画像と同程度の高いストレスを生じさせていることが浮き彫りになったのだ。
    異性愛者の男性は、男性ゲイカップルのイチャつきあいを、気色の悪いものと同一視しているということになる。

    「さまざまなスライドショーを見た参加者の唾液中のαアミラーゼの値を調べると、男性2人がキスをしている画像と、気色悪い画像で高い値を示していることがわかりました。
    両者とほかの画像との違いは際立っていました」と研究を主導した聖フランシスコザビエル大学のカレン・ブレア氏はメンタルヘルス系情報サイト「PsyPost」に話している。

    ■“嫌悪感”ではなく“不安感”か?

    男性同士のカップルのキスを目撃することは、異性愛の男性にとってウジ虫を見ることに匹敵するストレスを与えていることがわかったのだが、ブレア氏によれば事はそれほど単純ではないということだ。
    というのも、αアミラーゼ値の高さはストレスレベルを表すものの、それが嫌悪感(disgust response)を引き起こしているのか、それとも不安感(anxiety response)を招いているのかまでは識別できないからであるという。

    「男性同士のカップルのキスは不安感を生じさせているのかもしれませんし、気色悪い画像は嫌悪感を覚えさせているのかもしれません。
    しかし生理学的には、その2つの感情を見分けることはできないのです」(カレン・ブレア氏)

    つまり男性ゲイカップルのキスは、決して“汚いもの”ではなく、不安感や脅威を引き起こすものとして捉えている可能性もあるということだ。
    主にゲイ男性に恐怖を感じ、過剰防衛反応により攻撃することは、一部でゲイ・パニック・ディフェンス(Gay panic defense)と呼ばれ過去に論争を巻き起こした経緯があるのだが、今回の実験結果で、もし唾液の高いストレスレベルが“不安感”を示しているものであるとすれば、このゲイ・パニック・ディフェンスを生理学的に説明できる可能性があることにもなる。

    しかし、だからといって普通の人々がゲイ男性に“不安感”を感じて実際に暴力を振るうことはまずないことをブレア氏は指摘している。
    暴力に出る者にはこの反応とはまた別の問題があるということだ。

    そしてあくまでも今回の実験は初歩的な研究であり、今後もっと多くのサンプル数や性別や文化を越えた調査が必要であることが提唱されている。
    今回の研究はアメリカの中でも保守的と言われるユタ州の成人男性を対象に行われたというのも、ある意味では“特殊条件”かもしれない。

    LGBTの理解を進めていかなけれなければならないのは言うまでもないが、ゲイ男性に対するこうした生理的反応は、個人差こそあれまだまだストレート男性の中に残っていることになる。
    どうすればこうした反応を緩和できるのかということも含めて今後の研究にも注目したい。

    http://tocana.jp/2017/07/post_13757_entry.html
    http://tocana.jp/2017/07/post_13757_entry_2.html
    http://tocana.jp/2017/07/post_13757_entry_3.html

    【ゲイのキスを目撃することはウジ虫を見ることと同じストレスレベルだった!生理反応「ゲイ・パニック・ディフェンス」最新研究】の続きを読む

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    1: どてらを着た名無し 2017/05/22(月) 17:11:36.14 ID:CAP_USER9
    米国の地球物理学者、スティーブン・マイヤーズ氏は、地球と火星が数10億年後に衝突する可能性を除外していない。一般向け科学雑誌『サイエンティフィック・アメリカン』が伝えた。

    米ウィスコンシン州マディソンにあるウィスコンシン大学で教鞭をとるマイヤーズ氏はチームで研究を行い、太陽系はカオティックだとの結論に至った。このように、軌道の偶然的な変化が見分けがつかないほどわずかな太陽系の単位間の重力の相互作用の結果起きる可能性がある。マイヤーズ氏によると、可能性のある結果は、火星と地球の衝突だ。一方、このような結果の確率は極めて低いとも指摘した。

    「これは『バタフライ・エフェクト』としても有名だ。これは全く同様の現象だ」と同誌は伝える。

    https://jp.sputniknews.com/science/201705213657609/

    【【宇宙】地球と火星が衝突する可能性は・・・】の続きを読む

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    1: どてらを着た名無し 2017/05/11(木) 18:51:56.83 ID:CAP_USER9
    牛乳と言えばその名の通り牛の乳だが、牛なしで牛乳ができるという。ビールのようにイースト菌で作れてしまうのだそうだ。

    まあ本当はもう少し複雑なのだけれど、とにかくそれがパーフェクトデイ社による自社製品の説明だ。

    ベジタリアンや乳糖不耐症の人々には、豆乳やアーモンドミルクといった別の選択肢もあるが、その味は牛乳とかなり違う。だがこの合成牛乳は味や栄養価はまったく牛乳と同じになるという。

    不可能にも思える挑戦だが、既存技術の応用で行えるという。

    合成牛乳の開発を行っているのはパーフェクトデイ社で、医用生体工学者という経歴を持つライアン・パンドゥヤ氏とペルマル・ガンジー氏が設立したスタートアップ企業だ。

    3年前はそれぞれボストンとニューヨークで次世代ワクチンの開発と組織エンジニアリングの仕事をしており、まったく面識のなかった2人であるが、「牛なしで牛乳を作る」という野望は同じだった。すぐに意気投合し、夢を実現するため協力しようという運びとなった。

    ■3Dプリント技術でイースト菌を乳牛へ

    「今日、無数の製品開発でタンパク質を作成する方法と同じものです。医薬品、マルチビタミン剤、洗剤、さらにはシミ落としなんかにもタンパク質が使われています。どれも同じ手法で作られているんです」とパンドゥヤ氏。

    合成ミルクを作るにはイースト菌が使われる。しかし、そこらのイースト菌ではなく、3Dプリント技術で乳牛へと作り変えられたものである。牛のように働くことから、両氏は”バターカップ”という愛称で呼んでいる。

    具体的には、牛のDNA情報から3Dプリンターで配列を再現し、そのDNA配列をイースト菌に注入。こうして作られたバターカップが通常のイースト菌のように糖を発酵させるとき牛のように機能し、本物の牛乳タンパク質(カゼインと乳清)が作られる。これを植物由来の脂肪と栄養に混ぜれば乳糖が入っていない牛乳が完成する。

    ■味も舌触りも牛乳そのもの、賞味期限も長く栄養価も同じ

    「重要な点はすべて同じですから、違いは分からないでしょう」とパンドゥヤ氏。味も舌触りもまさに牛乳そのものだという。乳糖が入っておらず、牛から搾り取ったわけでもない点だけが異なる。

    こうして作られる「パーフェクトデイ」は、動物と環境に優しく、乳糖フリー、ホルモン剤・抗生物質・ステロイドフリー、コレステロールフリーで、しかも牛乳より賞味期限が長い。まさに次世代の牛乳であるわけだが、中には遺伝子組替え食品に抵抗を感じる人もいるだろう。だが、これについても心配無用だ。

    https://livedoor.4.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/9/090efa4b.jpg
    http://karapaia.com/archives/52238911.html

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    1: どてらを着た名無し 2017/05/04(木) 19:17:53.55 ID:CAP_USER9
    資源エネルギー庁は、日本の近海に分布する、天然ガスと水が結びついたメタンハイドレートについて、4年ぶりにガスの取り出しに成功したと発表しました。

    発表によりますと、独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構は、4日午前10時ごろ、愛知県と三重県の沖合で、
    水深1000メートルの海底からさらに350メートルほど掘った地層にあるメタンハイドレートからガスを取り出すことに成功しました。

    メタンハイドレートは、天然ガスと水が結びついてシャーベットのような状態になった天然資源で、日本近海に広く分布していると見られ、純国産のエネルギーとして実用化が期待されています。
    この海域には、国内の天然ガス使用量の10年分に相当するガスを含むメタンハイドレートがあると試算されていて、4年前に世界で初めてガスの取り出しに成功しましたが、
    ガスを引き上げるパイプに砂が入るトラブルがあり、6日間で作業を終了しています。

    今回は、パイプの周りに特殊な合成素材を巻きつけるなどの対策をとり、およそ1か月間、ガスを連続して取り出せるか、調べることにしています。
    国は、来年度をめどにガスを取り出す基礎的な技術をまとめたい考えで、商業生産の実現に向けては、コストを大幅に下げたうえで、ガスを安定的に採取する技術を確立できるかが課題となります。

    <純国産の新エネルギー資源として期待>

    メタンハイドレートは、メタンガスと水が結びついてシャーベット状になった物質で、「燃える氷」とも呼ばれています。

    日本近海の海底や、さらに深い地層に分布していると見られていて、今回、試験が行われている愛知県と三重県の沖合の海域以外にも、新潟県の上越沖では、
    メタンハイドレートを含む地質のサンプルが採取されたほか、北海道の日高沖などでもメタンハイドレートがある可能性を示す地質構造が確認されています。

    中でも愛知県と三重県の沖合の海域は、まとまった量のメタンハイドレートが確認されていて、ガスの量は国内の天然ガスの使用量のおよそ10年分に相当するという試算もあります。
    メタンハイドレートは、純国産の新たなエネルギー資源として期待が寄せられています。

    <商業生産の実現には課題山積み>

    メタンハイドレートの商業生産の実現には、課題が山積みです。

    1つはガスを取り出す技術の確立です。今回、試験が行われている海域では、4年前に海底のメタンハイドレートからガスの取り出しに成功しましたが、
    パイプに砂が詰まるトラブルが発生し、2週間を予定していた作業を6日で打ち切らざるをえなくなりました。
    商業生産では、長期間にわたってガスを安定的に取り出す技術が不可欠で、さらなる研究開発が必要です。

    また、今回、試験が行われている愛知県と三重県の沖合では、メタンハイドレートが地層と地層の間を埋めるように広く分布していますが、
    日本海側の海底では、海底付近に塊となって点在していて、どのようにガスを取り出すかは、まだ研究段階です。

    さらに、生産コストの引き下げも課題です。アメリカではシェールガスの生産が各地で広がっていて、今後、アメリカ政府が輸出を強化した場合、日本は今よりも安く天然ガスを輸入できる可能性があります。
    一方、メタンハイドレート由来のガスの価格は、今のところ試算はありませんが、商業生産の実現には、シェールガスなど、輸入する天然ガスと比べてコストをどれだけ抑えられるかが課題となりそうです。

    配信 5月4日 18時13分

    NHK NEWS WEB ニュースサイトで読む
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170504/k10010970831000.html

    【「燃える氷」メタンハイドレートからガス採取 4年ぶり成功】の続きを読む

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    milkyway
    1: どてらを着た名無し 2017/04/20(木) 16:52:45.80 ID:CAP_USER9
    http://www.afpbb.com/articles/-/3125723?act=all

    【4月20日 AFP】天文学者チームが19日、地球から40光年先で、近くにある恒星を公転している太陽系外惑星スーパーアース(Super Earth、巨大地球型惑星)を発見したと発表した。太陽系外の生命体を探索するための観測ターゲットとして最も期待される惑星だという。

     地球から40光年離れた恒星を公転しているこの系外惑星「LHS 1140b」は、生命存在に望ましいとされる「ゴルディロックス・ゾーン(Goldilocks Zone)」(生命居住可能領域)内を周回している。

     ゴルディロックス・ゾーンでは、惑星は主星から適度な温度の位置に離れている。そのため、この温暖な領域内の惑星に生命の要素である水が存在すれば、それは硬い氷や水蒸気としてではなく、液体として存在できるため、生命存在の可能性が有望視される。

     LHS 1140bの特異性は、その位置だ。系外惑星の検出方法の一つに、恒星面通過(トランジット)と呼ばれる、惑星が主星の前を横切る際の主星のわずかな減光を観測する方法がある。LHS 1140bの場合、主星の光が明るく、軌道周期はわずか25日で、惑星が地球からほぼ真横から見える位置にある。

     その結果、LHS 1140bのトランジットでは、重要な光の特徴的性質のすべてを詳細に、繰り返し観測することができ、これは、惑星のサイズや質量、大気の有無などを解明する研究活動において大きなプラスとなる。

     英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された論文の研究チームを率いた米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)のジェーソン・ディットマン(Jason Dittmann)氏は、「私が数十年間で目にした中で最も心が躍る太陽系外惑星だ」と語る。

    「科学における最大の探求の一つである地球外生命体の存在を示す証拠を探索する目標としては、これ以上適したものは望めないだろう」

    ■主星は「海の怪物」の恒星

     LHS 1140bは、海の怪物「ケートス(Cetus)」をかたどったくじら座にある「LHS 1140」と呼ばれる赤色矮星(わいせい)を公転している。

     初期の観測によると、LHS 1140bの公転軌道と主星との間の距離は、太陽と地球間の距離の10分の1だ。太陽系の場合、太陽のこれほど近くに惑星があれば、その表面は焦土と化し、大気や表層水はすべてはぎ取られてしまうだろう。

     だが、赤色矮星は太陽よりはるかに小型で、温度もずっと低い。そのためLHS 1140bに届く主星の光は、地球に降り注ぐ太陽光の半分の量しかない。

     また初期の観測では、LHS 1140bが誕生したのは約50億年前、つまり地球より約5億年早く形成され、直径は地球の約1.4倍であることなどが示唆されている。

    ■生命の存在条件を理論上は満たしている

     だが、LHS 1140bの質量は地球の7倍前後で、これは惑星の密度が高いことを意味している。つまりLHS 1140bは、ガスでできた惑星ではなく、高密度の鉄の核を持つ岩石質である可能性が高い。また、近くにある主星の赤色矮星も気象が穏やかで安定していると考えられている。どちらも、生命が生存できる環境に必要とされる条件を理論上は満たしていることになる。

     米航空宇宙局(NASA)の系外惑星データベースによると、現時点で存在が確認されている系外惑星の数は3475個に上るという。このうち、地球と同等の質量を持ち、温暖な領域内を公転している惑星はほんの一握りしかない。

     しかし、仏宇宙科学天文台(Observatory of the Sciences of the Universe)の天文学者、グザビエ・ボンフィル(Xavier Bonfils)氏はAFPの取材に対して、この一握りのリストは興味深い多様性を示し始めていると指摘。「地球以外の宇宙のどこかで生命が発生した可能性のある場所を探す機会が増えつつある」と述べた。(c)AFP/Richard Ingham and Laurence Coustal

    2017/04/20 10:38(パリ/フランス)

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